環境省依頼調査へのご協力のお願い

調査委託者:環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課
調査実施者:株式会社エックス都市研究所

今後の資源・エネルギー問題への対応としてリサイクルは重要な手段でありますが、廃棄物の循環利用においては適切な化学物質管理が求められています。一方で残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(以下「POPs 条約」という。)では、残留性有機汚染物質(以下「POPs」という。)が一定以上含まれるれる廃棄物について、環境上適正な方法で処理することを求めており、我が国では同条約に基づき、POPsを含む廃棄物の適正な処理等に関する取組を進めています。

この度、環境省の「令和4年度POPs廃棄物の適正処理方策調査検討業務」の一環として、現在POPs検討委員会で審議中である「中鎖塩素化パラフィン(MCCP)」、「UV-328」や他の紫外線吸収剤について、下記の内容の調査を実施することとなりました。

〇調査対象物質
調査対象は、以下の5つの物質です。
  • 中鎖塩素化パラフィン(炭素数:14~17)(MCCP)(CAS:85535-85-9)
  • 2-(3,5-ジ-tert-アミル-2-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール(UV328)(CAS:25973-55-1)
  • 2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4,6-ジ-tert-ブチルフェノール)(UV320)(CAS:3846-71-7)
  • 2,4-ジ-tert-ブチル-6-(5-クロロ-2-ベンゾトリアゾリル)フェノール(UV327)(CAS:3864-99-1)
  • 2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-6-sec-ブチル-4-tert-ブチルフェノール(UV350)(CAS:36437-37-3)
〇情報提供いただきたい事項(わかる範囲でお答えください)
1. 使用状況
2. 使用していた時期
3. 上記5物質を含有する製品の用途
4. 上記5物質を使用した製品の用途別の年間出荷量
5. 上記5物質そのものや、上記5物質を使用した製品等の貴社での廃棄物の発生状況や処理方法等
6. 上記5製品を使用した製品の今後の出荷量の見込み
〇調査票
ExcelPOPs-survey.xlsx
提出先:(一社)日本塗料工業会 製品安全部(Email:
締め切り:2023年3月10日(金) 

提出いただいた調査票につきましては、日塗工で厳重に管理した上で、調査実施者の(株)エックス都市研究所へ提出いたします。

本調査結果は、個社名が特定されないように処理を行った上で、当該業務の報告書に記載いたします。また、国内におけるプラスチックの循環利用に係る化学物質情報の取扱いの検討にも、参考にさせていただきます。

本調査の趣旨を御理解の上、御協力の程よろしくお願いいたします。

環境省担当
環境再生・資源循環局廃棄物規制課 (担当)大野、豊原、山田
TEL:03-5501-3157(直通)
本調査に係る問合せ先
(株)エックス都市研究所 環境政策研究本部 (担当)関根、大塚
TEL:03-5956-7515(直通)
Email:(関根)