平成23年3月11日(金)に発生しました、東日本大震災に被災された方には、
お見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。
平成22年度、労働災害防止に向けて「安全基準検討WG」を、安全環境委員会内で構成し、重大災害防止対策を徹底することを主眼に、討議してきました。
ここ数年労働災害発生状況は、統計上は減少傾向を示していましたが、不休災害を含めた全体件数では、横ばいとなっています。また、思い込みや感違い、とっさの判断ミスなどヒューマンエラーに起因する災害が後を絶たない状況です。
労働災害発生時の初期対応から再発防止対策立案など、被災職場での損失は、人的・物的・時間的対応を含め、莫大な物となります。
経営的観点からでも、重大労働災害が発生すると、労災保険料率が上昇して、元の料率に戻るまでには、数年以上要するなど、労働災害防止は重要項目の一つといえます。
安全衛生スタッフでも、災害未然防止対策の徹底を推進している中で、労働災害が発生すると、非常事態対応で時間的損失他が多大となってきます。
トップの安全方針徹底(トップダウン)と実行する個々人の現場力(ボトムアップ)が、無災害職場の継続に寄与してゆくものと考えます。
今回は、「過去の災害を忘れることで同じ災害を繰り返している」との反省から、「重大災害事例とそのときの再発防止対策」を語り継いでゆき、「不幸な労働災害を二度と起こさないように」との思いで、作成しました。
身体(一部)永久損失災害事例を中心としてまとめましたので、全体の災害事例とはなっていませんが、原因と対策には共通するところがありますので、労働災害防止の参考として活用していただければ幸いです。
参考として、平成16年度安全環境委員会 設備安全基準WGでまとめてくださった、
設備安全指針(ディスパー、ロールミル、ロールコーター、コンベアー)も掲載しました。