一般社団法人 日本塗料工業会 Japan Paint Manufacturers Association

遮熱塗料(屋根用)自主管理

遮熱塗料の遮熱性能基準とその表示統一化について

日塗工は、遮熱塗料の遮熱性能基準を策定し、商品の遮熱性能基準レベルの登録と、それによる統一表示を2018年10月1日より、漸次、運用していきます。

<背景>

高日射反射率塗料(遮熱塗料)は発売から20年以上経過しました。近年では出荷量として1万4千トン程度であり、建築塗料出荷量全体に対する遮熱塗料の比率は3%程度です。
また、平成28年度製造基盤技術実態等調査「都市部における遮熱対策・技術と化学産業の貢献可能性に関する調査」(経産省)では、一般消費者の遮熱塗料に対する認知度が低く、その理屈や省エネ効果が分かりにくいという結果でした。
一方で、市場では日射反射やそれ以外の遮熱機能の広告が氾濫し、それが行き過ぎたことにより、逆に一般消費者や建築業界に不信感を抱かせる結果となってしまいました。
このような状況の中、2017年11月にJIS K 5603「塗膜の熱性能−熱流計測法による日射吸収率の求め方」が制定されたことにより、ここで求められる日射侵入比を使うことで日射反射機能以外の断熱、放射などの様々な遮熱機能に関わらず、日射によって塗膜に発生する熱量のうち、内側に通過する熱量として、塗膜の遮熱性能を横並びで比較評価できるようになりました。

<目的>

この業界基準に基づき遮熱塗料の遮熱性能を正当に評価し、その性能を分かり易く表示することにより、一般消費者に遮熱機能の理解を得ることで、遮熱塗料の認知度向上と更なる普及を目的としています。

<業界基準と表示例>

基準ラベル例

※基準の詳細は要領をご確認下さい。

<期待できること>

  1. どんな遮熱機能でも日射条件において、内側に伝わる熱量として、横並びで評価でき、選定しやすくなります。
    また、遮熱機能の寄与率も求めることができます。そのため、最も優位性ある遮熱機能が登録されます。
  2. 日射侵入比、日射吸収率は建物の省エネ計算に適用できる可能性があります。
    熱エネルギーを示せるため、国、地方自治体も補助金の対象に導入し易くなります。
  3. 省エネ効果として、一般消費者に慣れ親しみ易い表示方法であり、認知度アップ、普及拡大に繋がります。また、一般消費者に対して遮熱機能の日塗工登録で信頼感が持たれます。

<塗膜の品質保証>

登録商品は塗膜の遮熱性能基準で登録されたものであり、塗膜の品質保証に関しては、登録申請者がすべての責任を負うものとします。

遮熱塗料(屋根用)自主管理要領

登録商品リスト

※随時掲載いたします。

登録方法

 

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